私たちは、ただ“登記案件を承る”というだけではなく、
登記までに至る過程も含めて、
“お客様の負担軽減の一助を担いたい”と思っております。


開業前、私は不動産私募ファンドにおけるアセット・マネジメント会社に勤務し、主にアクイジション(投資物件の取得)及び金融庁対策(金融商品取引法に関わる事務対応、関東財務局への届出業務等)を担当致しました。
その中で、不動産金融業界のプレイヤーは、本来担うべき投資判断等の重要な業務の時間を「瑣末な事前業務(資料の収集・デューデリジェンス)に奪われている」という事実を知り、司法書士の立場からその手助けができればと考えました。
自らが司法書士に登記を依頼する立場も経験できたことにより、お客様がどのような気持ちでクロージング日を迎え、登記を依頼するかを実感できたことも、そう考える理由のひとつです。

また、別の機会に、由緒ある地主様の遺産分割協議のお手伝いをさせて頂いたことがありました。関係者の調整からお手伝いをさせて頂き、結論に達した後に登記手続へと移行いたしましたが、お客様が本当に骨を折り、苦心されていらした姿に接し、事前調整の局面において、お客様が“本当に相談をしたい”と思うのは、登記手続きそのものというよりも、その結論に至るまでの「過程」であるということを実感致しました。

これらの体験を通して私が決意したことは「お客様の負担軽減の一助を担いたい」ということです。

「登記業務とデューデリジェンス」を通して、お客様にとって大事な不動産及び会社の登記を“ただの手続き”としてお預かりするのではなく、それまでに至る「過程」を十分に考慮し、少しでもお役に立てるよう、お手伝いをさせて頂ければと考えております。

何よりも“お客様の笑顔”を最大の励みとし、全力でお応えさせて頂く所存です。